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20代前半の一時期、シェアハウスに住んでいたことがあります。少し大きめの一軒家を、8人くらいでシェアする形でした。部屋は個室、トイレ、お風呂、台所などは共有です。

家賃は安いし、生活に必要な家具は揃っているし、ひとり暮らしの寂しさはないと、良いことも多かったのですが、ひとつ問題になったのが掃除です。いろんな人と暮らして痛感したのですが、衛生観念や掃除のマメさは、本当にひとりひとり違うものです。台所やトイレは、自分が使って汚した後はきれいにしておくのが普通だと思っていたのですが、人によってはそのままにしておくのが当たり前のようでした。

そのような事情から、シェアハウスでは運営会社が清掃のプロ業者に依頼をして、週に数回掃除に来てもらっていました。トイレ、お風呂、台所、リビングなどの共用部分を掃除してくれる人です。

誰しも、他人が汚した後を毎日掃除していたらだんだん嫌になってきます。だからといって、こまめな掃除をシェアハウスの住人全員にさせるのも難しいです。シェアハウスのような他人が共同で暮らす場では、お仕事として掃除をしてくれる人が必須だな、と思いました。