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実家のモノの多さを見て、モノは溜めてはいけないと思った

最近、門真で葬儀を静かに終え、実家の行く末が心配になってきました。今の80代前後の方というのは皆さん同様だと思うのですが、何しろモノが多いのです。ゴミ屋敷の掃除業者の友人からよく聞いていたのが、年配の方は処分ができないということ。食器類、本、衣類が特に大量にある。小型家電の、どう見ても今後使うことがなさそうなものもたくさんあります。本人たちに訊ねると「使うかもしれない」「時が来たら自分で処分する」というのですが、この歳になっていつ「時」が来るというのでしょう。書店でもよく「親の家を片付ける」をキーワードにした本が目に付くようになりました。

反面教師で、自分はこうなるまい、とやはり思います。いつも、身軽でいよう、身の回りを整理しておこう、と考えるようになりました。

日ごろは忙しく、細々したところまで掃除はできないのですが、細かいところよりも大きな不要物の処分を定期的に行うようにしています。つまり、粗大ごみとして捨てるようにしています。衣類は、リサイクルに出しています。タンスに一杯になる前に、あまり着なくなったものは必ず処分するようにしています。本も、買うことは滅多にないです。図書館で借りるか古本を買い、読んでしまったらまた古本屋に持って行き処分する。

こうやって工夫していても、たいして買い物もしていないつもりなのに、なぜか定期的に処分するものを探す必要があるほど、モノは溜まっていきます。最近は地震も怖いので大きな家具も持ちたくありません。これから、こういう考えの人は増えていくと思います。